現地時間で6月27日に米MicrosoftがWindows 10 Insider Preview 「Build 17704(RS5)」を配信しました。
このBuild 17704ではWin標準で入っている画面キャプチャツールのSnipping Toolを起動した際に「Snipping Toolは今後のアップデートで削除されます。昨日が向上した画面スケッチの画面領域切り取りを試してみてください。」と表示がされるようになっています。
以前記事にした「スクリーンショットの代わりにSnipping Toolを使おう!」ではスクリーンショットより高性能なSnipping Toolを紹介したわけですが早くも廃止されてしまうようなので題して、
「スクリーンショットの代わりにSnipping Toolの代わりに画面スケッチ機能を使おう!」
とします。(笑)
画面スケッチ(Screen Sketch)の起動方法
画面スケッチにはショートカットが設定されており、「[Windows]+[Shift]+[S]キーで起動可能です。
キャプチャではわかりづらいかもしれませんがショートカットで起動すると画面が白くなります。
また、Snipping Toolと同様にスタート画面から起動することができます。
「[Windows]+[S]で検索画面に遷移し「画面スケッチ」を検索
使用方法
使い方はとっても簡単でシンプル。
起動して画面が白くなったらキャプチャしたい範囲をマウスでドラッグし、離すとクリップボードに保存されます。
慣れるまで[Windows]+[Shift]+[S]キーで起動というのを忘れてしまいそうですが覚えておくと素早くキャプチャ取得が可能になります。
スクリーンショットと画面スケッチの使い分け
画面全体を取りたいなら ⇒ スクリーンショット
特定領域を取りたいなら ⇒ 画面スケッチ
なので、覚えておいたほうがいいショートカットは
スクリーンショット ⇒ [Print Screen]キー
画面スケッチ ⇒ [Windows]+[Shift]+[S]キー
となります。ちょっと突っ込むとアクティブウィンドウだけキャプチャを取りたいなら[Alt]+[Print Screen]キーを押せば取れます。
画面キャプチャのフリーソフトを紹介しない理由
画面キャプチャツールはフリーソフトをダウンロードすればより高機能なものがあるのですがあくまでWin標準で使えるものに絞って紹介しています。
なぜかというと、仕事で使うPCはなにかとセキュリティにうるさく外部サイトにアクセスすると問題になるところもあります。
正直日常使いであればスクリーンショット機能だけで事足りますし画面スケッチを知らなくてもスクリーンショットで撮った画像をペイント等でトリミングすればいいのでこれだけで十分なのです。
仕事等でキャプチャを取る機会が多ければトリミング作業も手間になるので画面スケッチも併用して覚えておくと効率が良いですね。
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