LPICレベル1の難易度や勉強方法をまとめてみた!

LPICレベル1の難易度や勉強方法をまとめてみた!

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私の実際の合格体験記を”こちら”にシェアしています。
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LPICとは?

Linux Professional Institute(LPIC)”とはLinux技術者認定を中立公正な立場で行うための特定非営利活動法人であるLPIによって運営されている資格です。linuxの基本的な操作やパソコンの内部構成について学べることからサーバエンジニアやネットワークエンジニアのみならずIT系に従事される方に共通して勉強しておいて損はないものです。

特徴として、ベンダ・メーカに依存しない「中立」な資格であり世界規模で実施されているのでLPICを持っていれば企業などから一定の評価を得られます。2018年3月1日より開始となった、日本の市場に最適化した新たな資格LinuCが登場しましたが現状LPICとLinuCで試験範囲は同様です。

この記事ではLPICについてシェアしたいと思います。

レベルは?

優しいものから数えてレベル1~3の3つありますが難易度はそれほどでもありません。基本コマンドなどの暗記がメインになるので暗記が得意な文系の方でも比較的容易に取り組めると思います。ただ量もそれなりにあるので実際にコマンドを打ちながら体で覚える勉強が良いでしょう。

受験方法

テストは試験会場のパソコンを使用したCBT方式です。
ピアソンVUEで申し込みをしてエントリーOKです。
試験会場は全国にあり、試験日も会場が空いていれば自由に設定できるので国家資格に比べてベンダー資格は受験しやすいです。

申し込むタイミングは早めにしましょう。学習が一通り終わる前に受験の申し込みをしてスケジュールを組んだほうが学習効率が良いです。受験料が高いのでできれば一発合格を目指すためにも事前のスケジュール管理は大切なことです。

LPICレベル1取得方法

LPICレベル1を取得するには101と102の両方に合格する必要があります。
出題範囲は次のとおりです。

LPIC101
主題101:システムアーキテクチャ
ハードウェアやLinuxのブートなどアーキテクチャに関する問題

主題102:Linuxのインストールとパッケージ管理
ハードディスクやブートマネージャーのインストール、パッケージ管理の問題

主題103:GNUとUnixのコマンド
コマンドライン操作やviによる基本的なファイル編集

主題104:デバイス、Linuxファイルシステム、ファイルシステム階層基準
パーティションやファイルシステムの作成、リンクなどの問題

LPIC102
主題105:シェル、スクリプト、およびデータ管理
シェルスクリプトやSQLの問題

主題106:ユーザインターフェイスとデスクトップ
XWindowSystemやディスプレイマネージャの問題

主題107:管理業務
ユーザやシステムの管理業務に関する問題

主題108:重要なシステムサービス
システムの時刻設定やプリンター、メールの設定などの問題

主題109:ネットワークの基礎
基本的なネットワークの知識確認問題

主題110:セキュリティ
基本的なセキュリティの確認。秘密鍵・暗号鍵など

 

 

個人的に気になるところは主題105のSQLについて問われることでしょうか。エンジニアとしてデータベースは避けて通れないのでちょっとは知っておいてね、というメッセージが読み取れます。実際の問題はコマンドの穴埋めであったり基本的なところしか問われないのでそれほど敬遠するものでもありません。

また、ネットワークについても問われます。各プロトコルの番号や役割、インターフェイスのIP割り振り方法といったところが問われます。人によっては主題109が鬼門となるそうです。私はCCNAを取得していますのでむしろ瞬殺できるほどのラッキー問題でした。

勉強期間

未経験の方でも文系の方でも多めにみて2か月もあれば合格できるでしょう。ただし覚える量も多いので初めにやったところを後になって忘れないように毎日継続して学習を進める必要があります。

だらだらと半年ほどかけてしまうと逆に取れないと思います。なぜなら出題範囲のコマンド群などは似たものが多く、区別して覚えなければいけません。期間を空けてしまうとこのオプションはどっちだけ・・・といった事態に陥ります。ある程度パターンがあるので忘れないうちにできれば短期決戦で臨みたいところです。

勉強方法

【事前知識のない方】
書籍
・1週間でLPICの基礎が学べる本
・(茶本)Linux教科書 LPICレベル1
・(白本)Linux教科書 LPICレベル1 スピードマスター問題集 Version4.0対応

1週間でLPICの基礎が学べる本 第2版 (徹底攻略)Linux教科書 LPICレベル1 Version4.0対応Linux教科書 LPICレベル1 スピードマスター問題集 Version4.0対応

ウェブサイト
LPICイージス
Ping-t

【事前知識のある方】

ウェブサイト
Ping-t

 

1週間でLPICの基礎が学べる本”はLinuxの基礎から分かりやすく書かれています。試験の全体像を把握するために初めに一読しましょう。300ページほどありますが平易な分で書かれていて進めやすいので苦ではないはずです。
目安として3日もあれば読めてしまうでしょう。長くても1週間です。それ以上掛けるのはオススメしません。

次に茶本を読み進めていきます。600ページほどもあり中身も濃いので読み終わるまでに苦労すると思います。どうしたらいいかというと、流し読みをすればいいのです。後で問題演習をこなしますがアウトプットして初めて知識が定着するのでざっくり目を通すレベルで構いません。各章の問題演習もやらなくていいと思います。
目安として1週間ぐらいで目を通しておきたいですね。

ここまでインプットに努めたら問題演習に入ります。
CCNAの記事でも紹介したようにここでもPing-tが有効です。LPICレベル1取得なら有料になりますが良心的な価格設定で豊富な問題数と解説付きなので問題演習はPing-tのみでもLPICレベル1の取得が可能です。

問題毎に金銀銅のメダルがつき、学習の進捗把握も可能になります。
私は下記の方法をオススメします。

  1. 一度に10~20問出題設定にして一分野ずつ消化する
  2. 一分野全て銀になったら次の分野にいく
  3. 全て銀になったら①から再スタートで全て金にする

 

①は電車の中や空き時間にちょくちょく進めていきましょう。
ここで事前のインプットだけではおそらく解けない問題がたくさん出てくると思います。落ち込んでしまうかもしれませんがそんなものだと割り切ってすぐに解答を見てください。この解答が非常に良く出来ていて、断片的にインプットした知識をまとめてくれます。

Ping-tの解説は読み込む価値アリです。各コマンドや細かなオプションを頭に定着させる必要があるため解ける問題でも解説を開く癖をつけましょう。目に入る回数が多いほど自然と覚えられるように人間の脳はできてます。

Ping-tには101と102を合わせて約1200問あります。最低一日20問ずつ進めるとして

 

1200÷20=60(日)

 

2か月ほどあれば一周できる計算です。実際には各問に重い出題があまりないのでサクサク進められることと一日50問や100問もこなせるでしょうからもっと日数は減ります。
さらに2週目、3週目となれば反射で解ける問題がかなりあるはずなのでもっと減ります。

問題数が多いので途中でだれてしまい問題をこなす機械になってはいけません。必ず一問一問解説も合わせて丁寧に追ってください。
もし機械になってしまったらどうなるか。CCNAの合格体験記ですが”こちら”を参照してください。

LPICに関してはコマ問がかなり有効です。オプションだったりかなりややこしいので手で打ちながら体で覚えていく方法が一番の近道ではないでしょうか。問題をこなすうちにパターンが見えてくるはずです。オプションなどは大体英単語の頭文字から取っているので推測できるんです。

事前知識のある方はいきなりPing-tから始めても問題ないです。辞書代わりにLPICイージスを参照して理解を深めていきましょう。

ここまでやって自信が持てる頃に受験すれば合格できるでしょう。

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勉強方法を確立してしまえば短期間での合格が可能です。実際、私は計1か月でLPICレベル1を取得し、102に関しては101から1週間で取得しています。

終わりに

いかがでしたでしょうか。コマンドオプションなどは似たものばかりで覚えるのが大変ですがパターンの発見などを意識して勉強すればこなせるレベルだと思います。グローバルに通用する資格ですので持っておいて損はありませんし企業などから一定の評価も得られます。レベル1で満足せずレベル2、レベル3とステップアップしてlinuxマスターになりましょう!

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