GNS3を導入するとき、合わせてWinpcapやWiresharkもインストールすると思いますがWinPcapのインストール時に「Automatically start the WinPcap driver at boot time」のチェックを外すとGNS3起動時に下記エラーが出て上手く起動できませんでした。
これは「NPF(Netgroup Packet Filter)」サービスが起動していないためです。
NPFはパケットキャプチャに欠かせないものでネットワークインターフェイスを使用してパケットを調べ、それをユーザーレベルアプリケーションの原型を保ったまま送ります。つまりNPFサービスはパケットキャプチャする際に起動しておけってこと。
設定手順
まず、コマンドプロンプトを管理者権限で実行します。
コマンドプロンプトでsc qc npfと入力するとnpfの情報が取得できます。
START_TYPEがDEMAND_STARTであれば自動起動になっていないのでAUTOにしてあげます。
sc config npf start= autoを入力します。※start=のあとは半角スペース
CangeServiceConfig SUCCESSと出ればOK
再度sc qc npfと入力してみましょう。
START_TYPEがAUTO_STARTになりました。
次にNPFサービスを起動します。
net start npfと入力します。
これでOKです。
GNS3を起動してみます。
エラーも出ずProject画面に移行しました。
NPFを自動起動にしたくない方はsc config npf start= demandを入力し設定、その都度net start npfとnet stop npfを入力してください。
コメントを書く