結合テストの事前準備とテストケース作成時の確認観点について

結合テストの事前準備とテストケース作成時の確認観点について

結合テストって?

今回は開発工程の結合テストに観点を絞って、テストをする前に必要な準備、何をもって判定をOKとするか、実際にチェックリストを作成する手順などをまとめてみようと思います。

結合テストに入るとき、既に単体機能の動作確認は終わっています。結合テストは単体機能同士を連携させたテストを指すわけです。基本的な考え方は、AとBの機能があったとしてA➡Bと連携処理をさせた場合、想定している動作が確認できればその試験は判定OKとなります。

 

結合テストの事前準備

注意しなければいけないことがあります。それは試験をする際に事前に準備が必要な項目がないか洗い出すことです。

例えば、単体機能A君はフォルダ1に入ってきた拡張子.txtのファイルを拡張子.csvに変換しフォルダ2にコピーをする処理とします。

 

単体機能A君はxxxx.txtがないと処理を始めません。ここで一つ疑問が出てきます。

xxxx.txtはどこからやってきたのでしょうか?

実はA君の前にA’君がxxxx.txtファイルをフォルダ1に配置しているのでした。

 

 

このように事前準備でファイルを用意しないと後続処理がされない、といった場合結合テストができないのです。
全てのテストケースそれぞれに対して事前準備がいるもの、いらないものに分けてスケジュールや工数の割り出しまで行う必要があります。また、別チームに依頼しないと準備ができないものも中にはあるのでスケジュールを組む際は各チーム連携して入念に打ち合わせをしておくことがとても重要です。

結合テストの確認観点

ここまでで事前準備の重要性を理解していただけたかと思います。
次に結合テストの確認観点は何だろう?ということについてお話したいと思います。

結合テストとは各単体機能が連携して処理を行うことが出来るかを確認するためのテスト、でした。

単体機能A君➡単体機能B君と連携し正常に処理が終了した。
異常無くAからBへと流れたので判定OKとしよう。

ちょっと待ってください。本当にそれで良いのでしょうか?
A君にもB君にも処理を行うためのINPUT、処理を行ってできたOUTPUTがあります。
そのINPUT、OUTPUTそれぞれに対してファイル名は命名規則通りか、想定されるフォルダに配置されているか、はたまた単体機能A君の中に複数処理があればそのそれぞれに対して正常に終了しているか、などなど・・・

確認しなければいけないことが多々あります。
これはチェックリストを作成する際にも記述しておかなければならないことで、設計書とズレがないかの確認のためにもチェックしましょう。

単体テストと違うのは各機能が連携して動作することです。確認観点もそれを意識したものになるはずなので連携後処理が想定通りであるかどうか、を基準に確認観点を組み立てていくと漏れが少なく要点を抑えたテストを行うことが可能になります。

最後に

事前準備、スケジュールの組み立て、確認観点に洗い出しまで行えばあとはテストケース一覧を作成し、チェックリストを作成すれば結合テストが開始できます。
私が学んだことはこのぐらいですが一応形にはなっているかなと思ってます(笑)。
参考になれば幸いです。

 

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